サポーター(社会人・学生)の活動

講義について

 医療、スポーツ、芸術、メディア、法曹等、様々な分野から講師を招き、専門の知識や体験談、そして、夢を持つことの大切さについて話して頂きました。講義後には、一部の塾生から、「将来の夢を持つこと、そしてその夢を実現するために具体的に努力することが大切だと学んだ」というものが多くありました。現在様々な分野で活躍し、様々な経験を持っている講師の多くが過去に挫折を経験していることは塾生の心に大きく印象を残したようです。幾多の困難を乗り越え、現在活躍している方々から、直接その体験談を聴く機会を得たことは、塾生だけでなく参加した学生サポーターや社会人サポーターにとっても、これまでの自分自身を振り返り、将来について考える良い機会になったようです。そして、「自分が高校生の時に、このような機会があったら良かったと羨ましくも感じた」との意見もありました。

 今後の課題として、カリキュラムにもう少し工夫が必要ではないかと感じられました。例えば、ただ「聴くだけ」という受け身でなく、講義を通して学んだことを議題にディスカッションを行い、意見を発表する場を設けること。積極的に議論に参加することによって、自分とは違う意見や考え方を聞き、考え、判断する力を養うことができると考えます。

チームミーティングについて

 今回の未来塾は、塾生同士が話し合いや意見交換を行い、コミュミケーションをとる時間を十分に確保するため、チームミーティングや、レクリエーションの時間を多く設けました。

 チームミーティングでは、課題を与える上で重要としたことが、チームで協力して目標を達成することのできる創造活動と、他人の夢、考えや意見を交換し合う場を提供することです。出身地や学年が違う生徒が、4日間、一緒に学び生活をすることは、大きな刺激となり、出会いの大切さを学ぶことができたようです。

レクリエーションについて

 音楽を専門とするサポーター2名と、大阪府レクリエーション協会推薦の学生サポーターが4名参加し、カリキュラムで空いている時間やチームミーティングの時間を使い、様々なジャンルのレクリエーションを行いました。

 結果、講義だけではなく、体を使ったり声を出したりするレクリエーションを間に挿むことは、塾生にとって仲良くなるきっかけになったとともに良い気分転換だったようです。

 外の広場で、予定していたキャンプファイヤーは、直前の雷雨により中止となってしまいました。残念の声が多かったですが、室内でゲームや、休憩時間にも練習をしていた余興の出し物が大いに盛り上がりました。
 各チーム「発表者だけでなく、観客も全員で楽しめる出し物」をテーマに工夫を凝らした出し物は、チームの個性がよく伝ってました。
 全員で合唱の後、3日間でチームごと獲得した得点により、表彰式が行われました。しかし順位に関わらず、どのチームも自分達が一番と感じていたようです。

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