近畿未来塾 発起人代表
国際保険株式会社 代表取締役社長 大石 正守
一昨年は大阪府四条畷市、昨年は山梨県韮崎市で開催し、第3回目となる本年の近畿未来塾は8月6日から3泊4日の日程で、自然環境のすばらしい兵庫県篠山市にある「ユニトピアささやま」で開催しました。
今回の未来塾の計画策定に当たっては、3回目ということで多少の余裕を持って臨めたようですが、“a better miraijyuku”の精神、昨年よりもっとよい塾にとの思いから、過去2回の経験を生かしながら、より充実した、より感動できる内容にと実行委員の皆様にお願いしました。 検討いただいた主なものの第1は、講義内容の充実です。いろいろな分野の中から未来塾のコンセプトに沿った、行政、法曹、マスコミ、医療、スポーツ、文化、実業の各界で活躍されている第一人者の方々に、より解りやすい内容の講義になるようお願いしました。 第2は、塾生間のコミュニケーションの時間をとり、お互いの夢を語り合う時間を多く持ってもらうことです。 第3は、朝礼やキャンプファイヤーのときのレクリェーションについて、皆が一丸となって楽しめる、より質の高い内容です。
その結果、講義の進め方については、講義資料の事前配布、映像の駆使、質疑応答の時間を適宜とる等、いろいろ工夫をしていただいたおかげで、各講師の方々の体験、苦労談、考え方、生き方等のお話によって、熱意が塾生に伝わるのが実感できました。 塾生間のコミュニケーションについては、サポーターの方にも積極的に助言していただくために研修会を開催させていただきました。各チームのまとまりの強さから、チームの皆が融和し、活発な意見を交わしながら、より強い絆、友情が芽生えてきていることを感じました。 レクリェーションについては、レクリェーション協会に協力を仰いだところ、専門家としての知識・技能に感嘆しました。
今回参加の塾生は、講師による指導、サポーターの助言、また、他の塾生との議論を通じ、自分の夢・希望について真剣に考えるきっかけになり、何かをつかんだのではないかと思います。卒塾式では、「自分の夢の実現」という力強いアファメーションを聞かせていただきました。彼らの夢はまだ、この未来塾のシンボルマークのように小さな双葉のようですが、未来に向かって大きく育っていってくれると確信いたしました。
最後になりましたが、素晴らしい環境の中で3泊4日の有意義な塾を開催できましたことは、ご協賛賜りました多くの法人・個人の皆様のお陰です。そのご厚志に深く感謝申し上げます。 また夏休み期間中にもかかわらず、塾生をボランティアで指導、サポートしていただいた企業5社9名、大学生等17名の皆様、本当にありがとうございました。
今回の未来塾に関して、産経新聞、神戸新聞等に大きく報道されましたように各方面から多大の評価をいただきました。 来年も関係者の皆々様の厚いご支援ご協力を得ながら、より充実した未来塾になるよう改良を加えながら継続したいと存じます。引き続きご支援、ご鞭撻を賜りますよう、お願い申し上げます。