次世代を担う高校生のための2005年未来塾

 

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未来塾の開催・運営等に関する質問 塾生アンケートでは、
以下のようなご意見もいただきました。
 1. 未来塾を知ったキッカケ(複数回答可)

【ご参考】

日本の次世代リーダー養成塾(全国版)2004年度報告書より
リーダー養成塾をどのようにして知りましたか(1つ選択)

@ 学校の先生や掲示板 90 名(51.4%) A 新聞 65 名(37.1%)
B その他 10名( 5.7%) C リーダー養成塾のホームページ 5 名( 2.9%)
D 企業のホームページ 5 名( 2.9%)

 「学校の先生の推薦・紹介」が圧倒的でした。これは教育委員会や未来塾に近しい学校関係者を通じた募集を中心に行ったことの効果が出たものと考えられます。但し、全国版でも「学校の先生や掲示板」が最も多く、未来塾の「学校の先生の推薦・紹介」と「ポスター・チラシ」の合計(77件・64%)が最も多いことと同傾向となっています。また、全国版では「新聞」が機能していますが、未来塾ではメディアの効果がやや低調で、今後の告知ル方法として強化していく必要性も感じております。

 

 2. 開催時期について

 

 回の未来塾は、2学期が既に始まっている、あるいは補講が行われている時期の開催となり、広島県全体151校のうち31校のみの参加実績となりました(広島県外を含めると35校の参加)。 今後、参加校並びに参加者の裾野を広げるために、開催時期の再考は必須と考えておりますが、アンケート結果では8月下旬(21〜末日)が最も多く、2学期開始ないしは補講開始の直前でも構わないという集計結果となっています。但し、その他の時期についてもグラフの通り25〜35件と相応の件数となっており、開催時期の希望は個人の予定の影響を受けたとも考えられ、開催場所の確保・講師のスケジュール・全国版との兼ね合いなど、主催者側の判断で決定可能と思われます。

 

 3. 塾の開催期間

 

 「楽しかったので、3泊4日では短く感じた」などとの感想を反映し、47件の「4〜5日」、31件の「1週間くらい」が上位を占めました。 「スケジュールがタイト」、特に「ディスカッション以外の交流の時間がほしい」などの意見を考慮すると、講義数は維持しつつ、開催期間を3泊4日から4泊5日程度とすることで、夜の講義を減らすことができ、スケジュールに若干の余裕を持たせることが可能となります。 一方、講義内容に対する塾生の好評価・満足度を勘案すると、講義数を減らすことは得策ではなく、このことから「3日間以内」とすることは、質・量の面からも懸念される。また、「1週間」「10日間くらい」も相応の件数となっていますが、この場合は講義数・内容の拡がりにより、コンセプトの希薄化に注意する必要がある他、長期開催による事務局の負荷増大から、継続開催に支障をきたす可能性も否めないものと考えます。

 

 4. 参加人数

 

 回は定員を14名オーバーし、最終的に94名の参加となりましたが、塾生は80名程度の当初参加者数が妥当と考えていたようです。 今回は11〜12名のチームメンバーとのコミュニケーションが主となり、「もっと他のチームの人と話がしたかった」という意見もありましたが、それでも一定期間にコミュニケーションを取れる人数には限界があると考えているのか、今回の参加人数程度が妥当となったようです。

 

 

  

 

 

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